新型コロナウイルス感染症拡大の現状に鑑み、平安女学院大学・同短期大学部では、連休明けの5月11日 (月) から7月はじめまで、学年暦でいうと第4回から第11回までの合計8回の授業を遠隔授業といたします。

本学は、学生ひとりひとりの「個性」を尊重し、教員と学生が「近い距離」でお互いに学び合うという授業を大切にしてきました。遠隔授業では、なかなかそのような授業を行うことが難しいという実情です。しかし感染症流行の収束が見通せないなか、できるだけ通常授業に近い形式で遠隔授業を行い、みなさんの春学期の学びを進めていくのが適切である、と判断した次第です。

既に多くの大学が同様の形式を採用して、授業を始めようとしていますが、春学期全体が遠隔授業となっている大学も少なくありません。7月6日にはじまる 第12回から第15回までの授業は、状況が許せば、通常の授業に戻り、少しでも教員と学生が同じ場所で対面しながら進める授業を行いたいと考えています。事態が改善しなければ遠隔授業が続く可能性がありますが、感染症が収束することを祈りたいと思います。