「卒業後の進路がよく分かる」をテーマに開催した今回のオープンキャンパスは、夏休み中とあって、わざわざ遠隔地からお越しになった高校生・保護者の方々も目立ちました。 京都キャンパス国際観光学部 トッププログラムは「先輩たちの『就活と仕事日記』」。冒頭、手厚いキャリア指導で定評のある本学のキャリアサービスセンターの担当者から、大学での「就活」の概略説明が行われた後、「なぜ本学の就職率がいいのか?」の秘訣に迫る話が披露されました。 続いて、ローム、京都銀行、近畿日本ツーリスト、大和リゾート、ナリス化粧品などで活躍中の卒業生や、JA、郵便局、鶴屋吉信などに内定の決まった4年生を紹介。就職先での仕事ぶりや在学中の思い出などを率直に語ってもらいました。プログラムの締めに当たって、彼女たちから高校生の皆さんに対し「私は平安女学院に来て心からよかっと思うが、皆さんは多くの学校をしっかり見学して、自分に本当に合った大学を選んでほしい」とメッセージが送られました。 お昼は、冷製スープとドリンクの付いた「パン・バイキング」。 卒業生や在学生、教員とともに、懇談のひと時を楽しみました。 学部紹介に続いて行われた留学コースの紹介では、アメリカに留学中の学生やホストファミリーとスカイプでつないで、リアルタイムのコミュニケーション。 ミニ体験授業は、教室での講義と屋外でのフィールドワークの選択プログラム。 4日の講義は「観光に向く人・向かない人~あなたの未来キャリア占います~」。 5日は「目立ちたがり屋の観光学~観光学を遊ぶ~」。少しひねったタイトルで、参加者の興味を惹きました。 フィールドワークは、文化財や貴重な施設に恵まれたキャンパスの周辺を散策しながらタウンウオッチング。 毎年この時期の恒例となったプログラムが「卒業後の自分が見える―先輩たちとのティータイム」。 テーブルを囲んで、学生生活や将来の進路のことなど、打ち解けたムードで話の輪が広がりました。 参加者には、在学生から平安女学院特製(?)のかき氷が振る舞われました。 高槻キャンパス子ども学部/短期大学部保育科 子ども学部の午前のミニ体験授業の「季節を感じる・夏~うちわを作ってみよう~」(4日)では、染めた和紙をちぎって貼り、オリジナルのうちわをつくりました。 「楽しく子どもと遊べる造形」(5日)では、造形を通じて子供の遊びを体験しました。 保育科の午前のミニ体験授業「ももたろう絵本のひみつ~保育教材の学び①~」(4日)では、作者の違う様々な「ももたろう」を紹介。 その他にも絵本の裏話が披露され、最後はももたろうダンスをみんなで踊りました。 「子供の遊びの秘密」(5日)では、トップアスリートの動きに通じる子供の遊びをわかりやすく学びました。 早く走れるコツも紹介されました。 昼食会場となった食堂では、学生による素敵なアトラクションが…。 4日は吹奏楽部が演奏を行いました。 5日は、ゴスペル部が手話を交えながら4曲歌いました。 ランチは「パン・バイキング」。 デザートは、涼感を誘うアイスキャンデーが付いています。 子ども学部の午後のミニ体験授業は、「体をほぐしで心も体もスイッチオン」(4日)。 子供の体力低下と運動の必要性などについての講義を受けたあと、実際に体ほぐし運動を行いました。 「あかちゃんのほほ笑み、視線、指差しと心の発達」(5日)では、「ヒト」の特徴である他者の心を読む能力、社会的な学習、言語が、子供の心の変化から、環境と生得的な基盤に基づくということを学びました。 保育科の午後のミニ体験授業は、「音を楽しむおもちゃづくり~保育教材の学び②~」(4日)では、ニワトリの声の鳴るおもちゃをつくりました。 「おもちゃを作ろう~オリンピックの風を~」(5日)では、教員や学生、OCに駆けつけてくれた卒業生と一緒に、五輪の形に切った紙から風車を制作。 厳しい日差しの中でしたが、大勢の皆さんがキャンパスツアーに参加。 本学自慢の施設や幼稚園・聖アグネス寮を見学しました。 並行して行われた「子ども教室」は大入り満員。 たくさんの親子連れの皆さんが楽しく受講されていました。