国際観光学部 教授 尾家 建生先生が「ガストロノミーツーリズム」(学芸出版社)を出版されました

国際観光学部 教授 尾家 建生先生が「ガストロノミーツーリズム」(学芸出版社)を出版されました。

「ガストロノミーツーリズム」
尾家 建生 著 高田 剛司 著 杉山 尚美 著

地域の食文化体験こそ、観光振興のカギだ
ガストロノミーは贅沢な美食のことではない。欧米では「美味しい」を基準にしながらも、自然、文化、遺産、伝統など共同体の個性を反映するものとして捉えられている。そして地域社会を活性化させ、健康にし、幸福にする原動力として実践されている。地域の食文化を味わっていただくことこそ、これからの観光振興のカギだ。

学芸出版社 A5横組・188頁
定価2,200円+税

【尾家先生からのコメント】
最近の観光の新しい動きのひとつに「ガストロノミーツーリズム」があげられます。本書は、それについて書かれた日本では最初の専門書です。
食を目的とした観光は、フードツーリズムと呼ばれ世界の観光の主要なトレンドとなってきましたが、ポスト・コロナにフードにとって代わりガストロノミーという言葉が用いられ、「ガストロノミーツーリズム」が主役となってきました。
なぜガストロノミーなのか、そもそもガストロノミーという言葉は現代では何を意味するのか、かつてはフランス料理が世界の料理文化を代表していたがなぜ今日、日本料理をはじめスペイン、イタリア、デンマーク、中国、メキシコ、ペルーなど各国の料理が注目されているのかなどが、なじみの少ない「ガストロノミーツーリズム」について欧米での事例とともに分かりやすく書かれています。
学生の方は、ぜひ図書館で手にとってみてください。

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