裏千家今日庵 千玄室大宗匠が、平安女学院名誉理事長に就任! 12/22(土)に盛大に就任記念行事を挙行しました

平安女学院は、地元京都の教育文化発展の中軸としての活動をさらに強力に推進するため、2012年11月1日付をもって、裏千家今日庵 千玄室大宗匠を名誉理事長としてお迎えしました。

名誉理事長就任を記念し、京都を代表する著名人や各界の方々をお招きして、12月22日(土)13時30分より聖アグネス教会で称号授与式を、14時よりアグネスホールで千玄室名誉理事長による就任記念講演会を催しました

称号授与式は13時30分ちょうどに開式。
中高生徒の聖歌隊による歌とトランペット演奏をバックに、アカデミックガウン姿の千玄室名誉理事長が厳かにご入場。
高地主教による開式の言葉、お祈りに続いて、山岡景一郎理事長より称号が授与されました。



山岡理事長からのお祝いの言葉のあと、あいさつに立たれた千玄室名誉理事長は、ご自身が同志社大学で学んだことを振り返りながら、キリスト教や教会との深い関わりを踏まえ、本学院の発展のために尽力したい旨の抱負を述べられました。

アグネスホールを満員にして行われた記念講演会では、千玄室名誉理事長が「狭き門を求めよ」と題して1時間余り講演されました。
講演の中で千玄室名誉理事長は、キリスト教との出会い、戦争体験なども振り返りながら「茶道とは、難しいかもしれないが形ではない。あなたにどうぞ、あなたの幸せのために!お椀を手渡す行為を通じて一人ひとりに思いを込めること」と熱く語られました。

記念講演会は、歳末にも拘らず300人に上る各界の方々で超満員

予定時間を超える、千玄室名誉理事長の情熱と気迫のこもった講演は、聴く人の心をとらえて離しませんでした。

大学学生会代表の今岡眞穂さんから心のこもった花束が贈られました

名誉理事長と理事長が、学院のさらなる発展に向けてがっちり握手

室町通り沿いにもこの日はジャンボポスターを掲出して祝賀ムード一色

就任をお祝いする手づくりのイルミネーションも登場