【子ども学部】2年連続小学校教諭希望者全員合格―この秋の学生の動きからピックアップ

(2013.9.2~10.1)
4年生が、教職課程の締めくくりとなる教育実習を終えました

教職課程の締めくくりとして、4年生の9名が高槻市内の小学校等で教育実習を実施。全員が4週間の実習を修了しました。事前の指導をしっかりと受け止めたうえでの実習で、現場で学ぶことの重要性を身をもって感じた様子。さらに11月からは、「教職実践演習」の体験版として、小学校現場で、教育実習とは違った視点から先生方の仕事や学校の動きを学びました。

(2013.10.23)
障害者の方から勇気をもらった高槻市バリアフリーシンポジウム

昨年度に引き続き、高槻市・高槻市交通局・高槻市障害者連盟・近畿運輸局、そして、本学子ども学部の4年生が連携し、高槻市立の小学校を舞台にして、4年生の児童にバリアフリー体験授業を実施しました。
本学の学生が支援する中、児童たちが神妙な顔つきで車椅子やアイマスクの体験をしていました。参加されていた障害者の方々からは生の声を聞かせていただくことができ、今後障害のある方に街角で出会ったときでも声をかけることができる勇気を学びました。

(2013.10.30)
小中連携の研究授業に参加し、「連携型小中一貫教育」を先行体験

高槻市立の小中学校では、2015年度から「連携型小中一貫教育」が実施されます。
これに先立ち、第二中学校ブロックでは、小学校の先生と中学校の先生が、一つの授業を一緒に展開する新たな授業が研究授業として実施されました。
この研究授業に、本学から小学校教諭を目指している3年生12名が参加し、貴重な経験を得ることができました。小・中の9年間の教育を見通した研究が求められている現場の雰囲気を、実際に感じた参観でした。

(2013.10.22~12.10毎週火曜日の午前中)
幼稚園・小学校インターンシップ研修で、将来の自分の仕事を実感

本学の特色でもある1・2年次の幼稚園・小学校インターンシップ研修がスタートしました。高槻市立の22の幼稚園、18の小学校に分かれ、各校・園に複数名で参加しました。
1年生にとっては初めての幼稚園や小学校現場で、プロの先生方の言動に学び、子どもとのふれ合いで更に子どもを好きになり、将来に子どもと向き合った仕事を選ぶという現実を感じることができました。
このインターンシップ研修は、将来の自分の適性を判断する材料とし、子ども理解を深めるという意義のある取り組みとなっています。

(2013.11.12)
先輩の活躍ぶりに勇気づけられた、授業参観

今年の3月に子ども学部を卒業し、高槻市立小学校に任期付教育職員(小学校講師)として採用された廣瀨綾子さんの授業を参観しました。廣瀬さんは、4年生の担任として1年間、30人の児童と向き合って頑張っています。
この日の授業は、翌日の社会科と総合的な学習とのコラボ授業として予定している「車椅子とアイマスクの体験」の事前学習でした。バリアフリーの社会を目指し、視覚障害や車椅子での生活をされている方々の生き方を学び、今後のボランティア体験につながる授業として取り組まれていました。
なお、廣瀨さんは、大阪府の教員採用試験に合格し、来年4月から正規の教員として小学校に勤務することになりました。