国際観光学部の中川さんが、「女嬬(にょじゅ)」として葵祭の斎王代列に!(5/15・木) 

国際観光学部1年生の中川さくらさんが、5月15日(木)の葵祭に「女嬬(にゅじゅ)」の姿で参列。
都大路を練り歩きました。

高校時代に茶道部の部長をしていて、その頃いつもお世話になっていたお茶屋のご主人から『葵祭に出てみないか』と声をかけられ、応募したところ「女嬬(にょじゅ)」に選ばれました。
4月末に『顔合わせ』、5月4日に『禊式』、そして5月15日に『本祭』という日程で、『本祭』当日は御所を出発して下賀茂神社に向かいました。
8キロの道のりを約10㎏の着物を着て歩くのはけっこう大変でした。行列の速度も思いのほか速く、行列中は私語はもちろん禁止で、無表情で通さなければなりません。でも、見物される皆さんから「きれいね」といわれたり、カメラのフラッシュを浴び、また普通では入れないところにも入って行けたり、とてもいい体験ができました。
私はまだ1年生ですが、この京都で観光や伝統文化、おもてなしについて、これからじっくり学んで行けると思うと、大変うれしい気持ちでいっぱいです。

女嬬(にょじゅ)
葵祭の行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は勅使代を中心にした列、斎王代列は女人列ともいわれ、斎王代を中心にした列。斎王代列の先頭は命婦で小桂(こうちき)を着用する高級女官。命婦に続くのが女嬬(にょじゅ)で、食事を司る女官。