mejikan
mejikan

国際観光学部 教員紹介

国際観光学部 教員紹介

国際観光学部 教員紹介

国際観光学部 教員紹介

平居 謙

教授

世間の流行に騙されないことが大事ですね。嘘が多いこのごろです。あと自分に甘い人はだめ。

博士(文学)

日本語表現法Ⅰ・Ⅱ/コミュニケーション論/京都学概論/日本語表現法Ⅲ・Ⅳ/芸術観光学/ディスカッションの基礎/ディスカッションの展開/専門演習Ⅰ・Ⅱ

京都教育大学国文学会

◆日本近現代における詩精神の展開◆
近代日本における過激で破壊的な表現の流れの整理と研究。日本最初のダダイスト高橋新吉、『死刑宣告』の詩人萩原恭次郎、疾走詩人・吉増剛造、暴走詩人・ねじめ正一、キャラクター詩人・ちぎけんいち、街路の詩人・園子温などを核として、日本近現代詩について研究を行ってきた。その後村上春樹『1Q84』・『ドラゴンボール』・『ワンピース』などに分析対象を拡大。現代の流行の中に開花した戦闘思想を広く考察してゆきたい。

ここ数年は初心に戻り、現代の詩について考察。特に平成期の詩の流れに関する纏まった書物が皆無であることから、執筆を敢行。平成に入るや、喋り言葉詩が大きく沸き起こり、それがやがてポエトリーリデイングの流れを作ってゆく。その中で様々な出版社の思惑が絡み合い、現在の詩の状況を作り上げている。現在校正中の評論『平成詩史論』の中で、その全貌に光を当てたいと考えている。

(歌集・詩集)
1. 平居謙『星屑東京抄』草原詩社、2022年。(第19回 詩歌句評論大賞 チャレンジ賞)
2. 平居謙『燃える樹々(JUJU)』草原詩社、2019年。(第21回 小野十三郎賞最終候補)

(編著・単著)
1. 平居謙編『「エルマーの冒険」に学ぶ観光』人間社、2014年。
2. 平居謙『学者たちが本気で考えた『ワンピース』――「芸術観光学」の挑戦』データハウス、2014年。
3. 佐藤喜子光・齋藤明子・平居謙編『観光の目玉――物語を生かした地域旅』2011年、学芸出版社。
4. 平居謙・ウルトラハウス編『阿蘇 ウルトラセレクション』ウルトラハウス、2011年。

国際観光学部に所属なのに、専門は日本の詩?と珍しそうな顔をされます。しかし、観光のまなざしと詩の創作原理は意外なところでつながっています。ぼんやりした目で街を歩いても何も見えてこず、観光産業が薦めるプランにはめ込まれてしまうだけ。あるいは、スマホに氾濫する書き込みの濁流に迷うだけ。自分の視座を確立していれば、面白い観光もきっとできる。詩の創作原理も全くおんなじなんだな!

大学は学問をするところです。学問いふのは、物事を徹底的に追及するということ。誰も知らないことを、自分の手で発見して見せるぞ!そんな意気込みを以て大学生活を送って欲しいと願います。たとえ結果的に〈え?こんなことが分かっただけ?しょぼっ〉と誰かに言われても、自分にとってはこのうえない素晴らしい宝物になると僕は思いますよ。

研究業績の詳細やその他の情報はこちら

◀︎
教員紹介 一覧に戻る
教員紹介 一覧に戻る

建学の精神

知性を広げ、望みを高くし、

感受性を豊かにし、そして神を知らせる

この言葉は、大阪の川口居留地で米国聖公会宣教師として活躍していたクインビー司祭が、

1875(明治8)年3月20日付で本国へ書き送った手紙の中に見いだされ、

米国聖公会ミッションの中心人物であったウイリアムズ主教による女学校設立の方針に沿って、

その準備にとりかかっていた時に述べられたものです。

この建学の精神は、現在に至るまで本学院の教育の根底に一貫して流れています。

建学の精神

知性を広げ、望みを高くし、

感受性を豊かにし、そして神を知らせる

この言葉は、大阪の川口居留地で米国聖公会宣教師として活躍していたクインビー司祭が、

1875(明治8)年3月20日付で本国へ書き送った手紙の中に見いだされ、

米国聖公会ミッションの中心人物であったウイリアムズ主教による女学校設立の方針に沿って、

その準備にとりかかっていた時に述べられたものです。

この建学の精神は、現在に至るまで本学院の教育の根底に一貫して流れています。

建学の精神

知性を広げ、望みを高くし、

感受性を豊かにし、そして神を知らせる

この言葉は、大阪の川口居留地で米国聖公会宣教師として活躍していたクインビー司祭が、

1875(明治8)年3月20日付で本国へ書き送った手紙の中に見いだされ、

米国聖公会ミッションの中心人物であったウイリアムズ主教による女学校設立の方針に沿って、

その準備にとりかかっていた時に述べられたものです。

この建学の精神は、現在に至るまで本学院の教育の根底に一貫して流れています。