
教員紹介香林 綾子助教
Faculty memebers

香林 綾子kobayashi ayako
職名 : 助教
学位・資格 : MA in English Language Teaching
時間は無限ではありません。何が大切かを見極め、夢の実現に向けて行動し、共に成長していきましょう。
担当科目
College English Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/TOEIC演習: Advanced Ⅰ・Ⅱ/English for Airlines/エアライン・イングリッシュ/Writing in Progress Ⅰ・Ⅱ/英語通訳 Ⅰ・Ⅱ/多文化共生論
所属学会
大学英語教育学会(JACET)、外国語教育メディア学会(LET)
専門分野
自律性(オートノミー)、自己調整学習、CLIL、SDGs
研究テーマ
外国語として英語を学ぶ学習者を対象に、学生の自律性と英語力向上を目指し、どのように自律性と英語力が高められるかを比較研究、質的研究などをとおして研究し、考察を深めています。授業は、科目によって、CLIL(Content and Language Integrated Learning)(内容と言語を統合した学習)を実践することもあり、2020年頃からは、CLILを基盤に、世界で注目されている持続可能な開発目標(SDGs)も扱い、内容、思考、コミュニケーション、文化間理解を考慮して学ぶことを大切にしています。
主な研究業績
- 1. JACET関西支部教材開発研究会編『大学生のためのCNNニュース・リスニング:ビジネス編』(共編著者)、朝日出版社、2024年。
- 2. JACET関西支部教材開発研究会編『新・英語でプレゼンテーション』(共編著者)、三修社、2024年。
- 3. 香林綾子『Investigating the Effects of Self-Regulated Learning Instruction in Japanese EFL Classrooms: Promoting Learner Autonomy』金星堂、2023年。
- 4. Ayako Kobayashi “Examining the Effects of Metacognitive Instruction in Oral Communication for EFL Learners,” The Journal of Asia TEFL, Vol. 17, No.2, pp.597–615, 2020.
- 5. Ayako Kobayashi “Fostering Learner Autonomy in an EFL Classroom Through an Action Research by Adapting Extensive Listening Activities,” 『外国語教育メディア学会機関誌(Language Education & Technology)』第57巻、pp.91–120、2020年。
- 6. Ayako Kobayashi “Investigating the effects of metacognitive instruction in listening for EFL learners,” The Journal of Asia TEFL, Vol.15, No.2, pp.310-328, 2018.
自己紹介
私は、オートノミーの研究をしています。ここ数年は、Flipというメディアを用いたハイブリッド授業における自己調整学習指導の自己調整学習能力および英語力に対する効果の検証をしています。また、英語の授業では、SDGsを取り扱うこともあり、英語で温暖化、Well-Beingや貧困などの様々な地球規模の課題を学生と共に学んでいます。多くの書籍を読み、事実をもとに深く考え、ディスカッションなどを通し、さらに多角的に学んでいく中で、英語力のみならず、思考力を鍛え、異文化間意識などを培い、世界で活躍できる人の育成を目指しています。私は、イギリスとカナダに留学していたことがあり、イギリスは第二の故郷になりました。大学生は夏休みや春休みが比較的長いので、卒業前に是非、海外へ行ってみて、いろいろ経験してきてください。
学生へのメッセージ
大学という場所は、専門を持つ先生方に出会えるところです。先生方から多くを学び、夢の実現に向けて行動してください。皆さんの目標が達成できるよう応援します。
関連リンク
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