国際観光学部 陳虹彣教授が、2026年2月に『台湾植民地支配と学校教育 学校文書と人物研究からみる公学校の歴史』を上梓しました。
書籍名:『台湾植民地支配と学校教育 学校文書と人物研究からみる公学校の歴史』(A5版・272頁)
出版社:株式会社明石書店
刊行日:2026年2月27日

陳虹彣教授のコメント
植民地期台湾の公学校について調べ始めたとき、まず驚いたのは、当時の学校文書がいかに散逸しているかということでした。
学籍簿一冊を見せてもらうために何度も台湾に足を運び、古い校舎の倉庫を訪ね、卒業生のご家族にお話を伺う。空振りに終わる日もあれば、一枚の写真や一冊の手記に思いがけず出会える日もある。
そうして集めた史料を読み解くうちに、教科書を編んだ人、校舎を建てた地域の人々、教壇に立った先生、机に向かった子どもたちの姿が、少しずつ浮かんできました。
学校とは建物や制度である以前に、人々の時間が積み重なった場所です。そして史料の一つひとつから、日本と台湾を結んできた歴史の糸が、確かに手元にたぐり寄せられてくる。その手触りを、皆さまと分かち合えればと願っています。













