2025年2月7日(金)、京都市及び(公社)京都市観光協会(DMO KYOTO)主催の宿泊業界座談会が、京都市北区鷹峯の「四季育む宿 然林房」にて開催されました。
この座談会は、宿泊事業者の担い手確保や定着に向けた支援という目的に開催され、宿泊事業者と学生の交流を深めるとともに、業界や仕事に関する意見交換を行いました。
4つの旅館から旅館の女将を始めとした6名の宿泊事業者が、3つの教育機関から名の学生が参加し、座談会を行いました。
本学からは国際観光学部の学生が参加。旅館業界での仕事の魅力ややりがい、ホテルと旅館の違い、観光客とのコミュニケーション、サービスの在り方、働き方の実態などについて、宿泊事業者の皆様と意見を交わしました。
参加した学生のコメント:
今回の座談会では、宿泊事業者の方々の普段の仕事内容や仕事に対するやりがい、苦労したことなどを学ぶことができました。学生からの質問にも丁寧に答えていただき、宿泊業界への理解がより一層深まりました。
私は「接客や会話で意識していること」について質問しました。
私自身が人と話すときに緊張して慌ててしまうことがあるので、何かコツなどがあればと思ったためです。
宿泊事業者の方からは、会話、接客をするときは仕事を意識しすぎず、日常会話の延長として接客を行うと答えていただきました。宿泊施設での接客は独特な緊張感や堅苦しさがあるイメージだったので、新鮮で印象に残っています。
また、私個人にも、慌てず堂々とすることと、コミュニケーションを難しく考えすぎないようにとアドバイスをいただきました。
他に、中抜けのシフト(朝や夜の勤務がメインで、昼間に長い休憩が入る勤務形態)は働きにくいのではないかという質問に対し、宿泊事業者の方からは中抜けに慣れると逆にリフレッシュの時間になるため良いと答えてらっしゃったことはとても印象に残っています。
当日の様子は、京都観光はたらくNAVI( https://job.kyoto.travel/ )にも掲載されるそうです。
本座談会は、学生にとって宿泊業界への理解を深める貴重な機会となり、実際の現場で働く方々の声を聞くことで、業界の魅力や課題について学ぶことができる有意義な時間となりました。
今後もこうした学びの場を大切にしてまいります。



