第2回の童謡歌詞コンクールも昨年同様多数の優秀な作品をお送りしてくださいましてありがとうございました。
今回は全国から力のこもった若者らしい感覚の作品が多く寄せられました。
厳正な審査の結果、下記作品が受賞となりましたので、お知らせいたします。今回も昨年同様学校単位の応募がなかったので学校賞は「該当なし」といたします。
最優秀賞作品を受賞した歌詞には、本学子ども教育学部の教員である山岸 多恵 助教が作曲し後日、本学HP内および動画サイトにて発表、展示いたします。
本コンテストの授賞式は、6月15日(日)16:30から大阪高槻キャンパスにて行います。
受賞作品
最優秀賞
「春夏秋冬」大森 琉衣(広島県)
「春夏秋冬」
春の暖かな陽を浴びて
てんとうむしさんこんにちは
大きな桜の木の上で
うぐいすさんがホーホケキョ
夏の日差しに照らされて
クワガタムシさん こんにちは
緑の葉っぱがきらきらり
セミさん みんみん鳴いている
気がつけば秋風訪れて
コオロギさん こんにちは
赤い落ち葉がひらひらり
スズムシさんが りんりんりん
冬の雪が降り積もり
しまえながさん こんにちは
あたり一面雪景色
きつねさんがコンコンコン
優秀賞
「ダイスキ!」村井 愛理(石川県)
「なんでなんで?」山崎 麻夏(東京都)
「にゃ〜んず」萩原 暖空(東京都)
学校賞
該当なし
受賞作品寸評
最優秀賞
「春夏秋冬」は歌詞の内容が分かりやすく、四季の風景が浮かんでくるようでした。保育所・幼稚園や小学校で子どもたちと一緒に歌えそうですし、リトミックでは体を動かしながら楽しめる作品だと思います。また歌詞には虫などの言葉が使われていて、絵カードを使って活動できそうな作品にもなっていました。そのため、『子どもたちに親しまれる素敵な童謡』というコンクールのコンセプトにもふさわしい作品だと多くの審査員の賛同を経て受賞となりました。
優秀賞
最優秀賞同様にリズミカルでオリジナリティにあふれた若者らしし感覚にあふれた作品でしたが、ほんの少しの言葉の使い方や整理の仕方で最優秀には届きませんでした。