平安女学院大学

建学の精神・教育目的

Our Founding Principles
and Educational Objectives

建学の精神

知性を広げ、 望みを高くし、 感受性を豊かにし、 そして神を知らせる

この言葉は、大阪の川口居留地で米国聖公会宣教師として活躍していたクインビー司祭が、1875(明治8)年3月20日付で本国へ書き送った手紙の中に見いだされ、米国聖公会ミッションの中心人物であったウイリアムズ主教による女学校設立の方針に沿って、その準備にとりかかっていた時に述べられたものです。
この建学の精神は、現在に至るまで本学院の教育の根底に一貫して流れています。

教育目的

キリスト教の精神に基づく教育を通して、自由で自立した人格を形成するとともに、建学の精神-「知性を広げ、望みを高くし、感受性を豊かにし、そして神を知らせる」-を体得した人間を育成し、地域社会ならびに国際社会に積極的に貢献する人材を養成することを目的として、学則第1条に定めています。

教育目標

本学の教育目的は、キリスト教の精神に基づく教育を通して、知性・自律性・感受性の資質を修得することにある。また、社会人として求められる総合的な能力を在学中に培うことが肝要である。特に、国際性・多様性が急速に進展する今日、学生生活を通して次の「三つの能力」を磨くことが求められる。

  1. 豊かな教養と専門的な知識を身につけ、社会に貢献する力
  2. 高い目標を掲げ、自ら進んで探究する力
  3. 寛容と思いやりをもって他者と関わる力

ついては、これら「三つの能力」を身につけることを本学の教育目標とする。